筆記具大学 万年筆研究科

このブログは、万年筆へ興味を持っていただけたらなと思い開設しました。染色が織りなす美しさや各種吸入式の構造美など楽しんでいただけたら幸いです。

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小川の水面に舞い落ちる桜花

 今日は透明アクリル系樹脂への染色。特に難しいマーブル法です。
 何が難しいかと申しますと、素材の透明感が強く、マーブルがはっきりと転写されていかない。これを無理やり続けていくと、おぞましいような作品が完成します。一方、透明感を生かしたいテーマで染色するのであれば、大化けする染色法です。
 一方、「まるで木」や「ソメイマーブル」は白色の樹脂を使用しています。素材が白ですので、マーブルがはっきりと転写され、重なり合っていきます。


それでは透明軸による単色マーブル作品をどうぞ。

ムムムヾ(*´∀`*)ノ

オホホホホ(((o(*゚▽゚*)o)))

キャップと胴軸のアップ(((o(*゚▽゚*)o)))

テーマは 小川の水面に舞い落ちる桜花 をイメージしています。
残念ながら、現実に参考にした場所は、側溝に落ちていた桜花であります。
無色透明のモノに染色するメリットは、透明感を最大限維持した作品が可能であります。つまり、透明感を要する水、空気、ガラス・・・これらを染色で閉じ込めます。


また、遠目では単色のグラデーション、近くで見るとマーブル単色グラデーション!
キャップを重ねると様々な形状のマーブルが折り重なる姿!
透明樹脂へのマーブル染色の最大の魅力が